【宇多丸】タマフル映画祭2016 行ってきた【ムービーウォッチメン】
全国の映画館では今も毎週、新作映画が公開されている──. それではいったい、誰が映画を見張るのか? 誰が映画をウォッチするのか? "映画ウォッチ超人"シネマンディアス宇多丸が、今立ち上がる!!!
でお馴染みの
TBSラジオ 毎週土曜日夜10時から2時間生放送でお送りしている
『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』の番組企画
タマフル映画祭2016に行ってまいりました
映画超人シネマンディアスこと、
番組パーソナリティの宇多丸さんが
映画評論をしている「週刊映画時評ムービーウォッチメン」の派生企画で
宇多丸さんとその他出演者の方のトークショーを挟みつつ
深夜24時から29時までぶっ通しで映画を見続けるこのイベント。
僕は宇多丸さんのラジオを毎週「面白いなー」と思って聞いていまいしたが
「宇多丸さんのハゲサングラス姿を生で見たい!」と思い立ち、
いてもたってもいられず、飛び込んで参りました。
深夜12時ちょうどくらいに
バルト9のシアター8に到着し、着席。
普段とは違いスクリーンの前に椅子が4つ。
その後、会場が暗転し、
ムービーウォッチメンお馴染みのフレーズから
三宅隆太監督、初代しまおまほ(かわいい)
が登場!
軽快なオープニングトークから流れるように1本目の映画
「復讐捜査線」の話へ
当時の日本の状況と
今作のテーマの偶然を話したところで、いざ上映。
ちなみに映画は、出演者も一緒に鑑賞します。
宇多丸さんも映画を見るために、サングラスからメガネに掛け直しますので
その時に素顔が見れます。
とても優しそうなお顔でした(^^)
↓一本目の作品「復讐捜査線」
この作品は初見でしたが
力強いストーリーに圧倒されました。
スクリプトドクターの三宅さんが選んだ!
という先入観もあるかもしれないですが
話の運び方がめちゃくちゃ上手い。
簡単に言うと、
ジンジャエール大好きなお父さんが
敵の親玉に牛乳ブッカケる話
なんですが、作中の事件が起きる間や
アクションシーンが差し込まれるタイミングが絶妙で
そんなゴリゴリのアクション映画ではないんですが
常に画面の中に緊張感が漂っていて
最後までドキドキしながら最高に楽しめました!
この作品はマジでオススメです!
(B級映画じゃないです!)
「復讐捜査線」鑑賞後、15分の休憩を挟み、再びトークショー
三宅さんから力強いストーリーで語る作品であることの説明。
近年の足し算映画(色々な要素を盛り込む)のではなく、
一本のコンセプトをしっかりと押し切る作品であるという
ありがたいお話をいただきました。
(ここら辺の話は4月9日の宇多丸さんのBVS評にも出てましたね)
そして、そのまま2本目の映画
「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」へ
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ハイセンス!
主役の二人がまぁカワイイので、頑張れましたが深夜3時からの
この映画はなかなか厳しかったです。
ストーリーを説明してと言われると
難しいというか、全体的につかみどころが無い作品です。
観覧後、三宅さんがトークショーの中で
テーマが強く押し出された「復讐捜査線」と対比して
「観る度に感想が変わる映画」であるとおっしゃっておりました。
何度も見て、自分の中で解釈を考えるという楽しみがある映画だと思います。
そして、すべてのプログラムが終わり、
朝5時に解散!
眠くもありましたが、
いろんな人と同じ映画を、観る時間を、感想を、
その場、その時で共有して、笑う!といった
野外音楽フェスのようなライヴ感
を味わう事ができて大満足でした!
(屋内だし、声を出して騒ぐ事も全くございませんが
脳内イメージでそんな感じでした)
オールはなかなか厳しいですが、楽しかったので
また来年も行きたいです!
ちなみに、今回上映した2作品は
今週4月14日まで、バルト9で
レイトショー/ミッドナイト上映されるそうです!
観るとめちゃくちゃ迫力があるので
もしお時間あれば、是非是非!
それでは、ありがとうございました!