映画なまもの

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【ロシア版X-MEN】ガーディアンズ感想

日本よ、これが映画だ!
(ロシアより、愛を込めて)

 

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ロシア版X-MEN


ただその売り文句ひとつにひかれて、劇場まで足を運んだ次第である。そもそも期待していなかったのもあるが、私のロシア映画の概念を覆すものであり、私にとってのロシア革命的な映画であることは間違いない(他のロシア映画はほとんど知らないということもありますが)

 

 

 

 

あらすじ

 

作品のあらすじは、世界征服を企むぶっ飛んだ科学者を止めるため、かつてぶっ飛んだ科学者によって作られた超人達『ガーディアンズ』を集結させ、ぶっ飛んだ科学者に戦いを挑むという、シンプル且つ明快なストーリーとなっている。ガーディアンズのド派手な超能力バトルも必見だが、望む望まないに関わらず、兵器として作られてしまったガーディアンズの葛藤も大きな見所だ!
サイボーグ009を彷彿させるぞ!)

 

登場人物

 

主要キャラクターの能力は下記になるぞ!

 

 

岩男:周囲の石とか岩を自由に操れるぞ!周りに岩が無いと、何もできないのが弱点だ!(後半は何故か岩のムチが主力武器になるぞ!)

 

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透明女:透明になれるぞ!あとは体温を自由に調節出来るぞ!(仮病の時に便利!)
弱点は基本的に今回の敵はサーマルゴーグルを付けてるから、透明になってもモロバレなところだ!

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俊敏男:弾丸より速く動けるぞ!円月刀を二本使いかなりカッコいい!弱点はストーリーの都合上、やられなきゃいけないところでは、簡単にやられてしまうことだ!

 

 

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熊男:熊になれるぞ!獣人状態、完全に熊になるなど、変化の度合いは自由だ!
弱点は完全に熊になるとズボンまで破れてしまい、全裸になるところ!(でも、この弱点は編集でカバーできるから問題無しだ!)
後半はガトリング+熊という激アツ設定で大暴れするぞ!素晴らしい!

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感想


こんな魅力的なキャラクター達が、機械・兵器を意のままに操れるラスボスに立ち向かって行く超弩級のストレートなヒーロー映画だ!

 

この映画の良さはなんといってもテンポ!

 

悪いヤツ「悪いことするぜ!」

 

軍「大変だ!ガーディアンズ集めよう!」

 

ガーディアンズ「オッケー!戦うぜ!」

 

軍&ガーディアンズ「いろいろ課題はあったけど、いろんな方法で悪者倒すぜ!」

 

ドカーン!(終わり)

 

こんな感じで、快活にポンポン話が進む!勿論、途中葛藤するところもあるのだが、10秒くらいで立ち直るので、オールオッケー!非常に気持ちよく観ることができる!
大筋のストーリー、キャラクター設定は勿論、後出しの細かい設定なども、沢山出てくるが、賢い系キャラがその都度、サクサクとゴリゴリの説明セリフでテンポよく展開してくれるから難しい話が苦手な人にも安心だ!

 

あと、個人的に注目すべきは、音楽と顔だと思っている!88分という上映時間で、これでもかというくらいジャーン!ドーン!バーン!というヒーロー映画お決まりのキメキメ効果音と、登場人物達のドヤ顔がスクリーンにいっぱいに広がる!短い映画なのに、お腹いっぱい胃もたれするぞ!

 

この映画は淡白に見えて、非常に濃厚な仕上がりになっている(ツッコミどころが多いという意味も含めて)

 

大きな期待をしてみると、ガッカリするかもしれないし、沢山楽しむには、ちょっと斜めな見方をする必要があるのかもしれない。でも、観たら気持ちに残る(いい意味でも、悪い意味でも)紛れもなく良い映画と思いました。

 

あと、みんなの合体パワーは最強だ!