映画なまもの

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「オススメミカタ」 127 Hours

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題名:127時間(127Hours)

製作:2010年

監督:ダニー・ボイル

出演:ジェームズ・フランコ

 

あらすじ:アメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン。ロッククライミングをしていた登山家のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は落石事故に見舞わ れ、右腕を断崖に挟まれたまま身動きが取れなくなってしまう。助けを呼ぶ術もなく5日間が過ぎ、命も尽き果てようというとき、アーロンは自身にある決断を 下す。

 

感想:

実際の登山家アーロン・ラルストンが体験したサバイバルを実写化した作品。あらすじの通り、岩に挟まれ動けなくなった男が生き延びようとする姿を描く90分。あらすじだけ聞くと全然動きのない映画のように思えますが、ところがどっこいコレがめちゃくちゃカッコいい。監督はトレインスポッティング、スラムドッグミリオネアなどのヒット作を飛ばし、ロンドン五輪式典演出を担当したダニーボイル。序盤はテンポのいいシーンの切り替えと、ノリノリのテンポでアメリカの雄大な自然をスパパーンと見せ、後半の岩に捕まってしまった後も、全くその場から動かないのに、その時の主人公の心情や身体的な苦痛を音楽と共に、様々なカメラワークから切り撮って見せてくれるので、最後までアッという間に見ることができます!「全く動かないのにめちゃくちゃ動く映画」という矛盾を貫いた映画です。

また、余談ですが、映画の中でゲータレードのアップが映りますが、「あーゲータレード飲みたいっ...!」「よっしゃ清涼飲料水買いにいこ!」っと思うこと必須です。ゲータレード映画でもありますね。

 

【オススメのミカタ】

時間:休日の午前中

人:ひとり

あるといいもの:ゲータレード(オレンジ味)

お母さんと観ると気まずい度:★★★☆☆

 

解説:朝早い時間に観ることをオススメします!ノリノリの音楽とシーンの展開でヒャッホーと目が醒めること間違いなしですし、後半にかけての生きる葛藤、自由への渇望とその決断はその日1日を前向きな姿勢で過ごさせてもらえること間違いなしです!解放感をそのまま休日を満喫できます!

 

また、主人公の回想シーンで青春時代の恋人と乳繰り合うシーンがあるため、お母さんと観ると気まずい度は3です。

 

ありがとうございました。

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